霧雨の碓氷峠 アプトの道自転車散歩

旧信越本線碓氷峠アプト線跡 自転車散歩 : 碓氷第六トンネル→旧丸山変電所→横川駅 5.5km
2022/09/03(土),群馬県安中市の旧信越本線アプト線跡を整備した遊歩道「アプトの道」を自転車で走りました。
09h10 dep. 横川駅前 電話で TAXI を呼んで 「めがね橋」 まで国道18号旧道で自転車を折り畳んで移動 (2,040円)
09h30 arr. 碓氷第三橋梁(通称めがね橋)の下,に到着
自転車折組立・記念撮影,国道18号旧道からめがね橋西側に上る急な階段を上る
動画撮影の演出上,めがね橋西側の 「碓氷第六トンネル」 内部からライド開始
- 00.0km 09h40 dep. 碓氷第六トンネル中央
- 00.4km 09h41 dep. めがね橋(西側)
碓氷第五トンネル
碓氷第四トンネル
碓氷第三トンネル
碓氷第二トンネル
碓氷第二橋梁
碓氷第一トンネル
トロッコ 「峠の湯」 駅
※ トロッコ線路の右側から左側に移動
- 03.2km 09h55 arr. 旧丸山変電所 (記念撮影)
- 05.5km 10h07 arr. 横川駅
休憩60分,自転車折畳み
11h10 dep. 横川駅 (高崎方面へ)
2022/09/01(木)早朝6時,熊本の自宅を車で出発。 熊本空港駐車場で折り畳んだ自転車を降ろし,飛行機輪行用ケースに収納。新しいターミナルビル建設中の熊本空港は現在平屋プレハブ建て仮設で,「今日やってます?」 という心の声が思わず出そうになりました。(笑) カウンターで自転車を預けて計量。 ケースともで 16.8kg。 3辺合計 170cm 迄,重量 20kg 迄は無料なので問題ナシ!

08h45 の出発予定時刻を過ぎても,発着混雑時間帯とかで離陸許可がなかなか下りず,結局23分遅れの 09h08 に出発。 羽田到着は18分遅れの 10h43。 羽田空港駅で乗継予定の 10h58 発列車になんとか間に合いました。 品川で予定通りJR在来線高崎行 11h30 発列車に乗り継ぎグンマー入り! 13h41 高崎着。

今回の旅は接近中の大型台風11号の余波で雨雲が全国に拡がり,全行程に亘って刻々と変化する天気予報に一喜一憂。 碓氷峠ライドは果たして実行できるのか? 最悪の場合,重い荷物と化した自転車を乗らずに持って帰ることになるかもしれないという状況で雨脚の弱まった旅行3日目の朝なんとか走ることができました。 まあ今回の旅行のメインイベントは 9/03(土)午後遅くの群馬交響楽団定期演奏会鑑賞で,碓氷峠はオマケ的位置付けなので仕方ありません。
さてライド当日の朝 08h36 着の列車で横川駅まで鉄道輪行。 駅前(alt.387m)から 240m 高いライド開始地点まではタクシーで移動することを当初から念頭に置いていたので早速電話で配車を依頼。

ここ横川駅は現在廃止された横川~軽井沢間が繋がっていた時も(1893~1997)峠越えの機関車付け替え作業で全列車が停車はするものの,この駅で乗り降りする旅客は殆どなく,したがってタクシーも常駐はしていません。配車には30分ほどかかるとの返事を受け,駅舎で雨宿りして到着を待ちます。 09h10 到着したタクシーに折り畳んだ自転車とともに乗り込み,国道18号旧道碓氷越えの細道をくねくね移動。 タクシー車両のクラウン・コンフォートはタクシー専用を謳うだけあって後部トランクも広大で文句ナシ!

20分弱で 「めがね橋」 たもとに到着。 橋を背景に記念撮影後,自転車を押して橋の上に通じる急な階段をやっとこさ上り,動画撮影の演出で橋の軽井沢方にある 「碓氷第六トンネル」 のほぼ中央からライドをスタート!(10h40)

当日朝の天気予報ではこの日の天気は 「曇り」 でしたが,出発地の高度 (627m) ゆえ雲の中は実質 「雨」。 ライド前半に連続するトンネル内では雨を気にせず走れそうですが,動画カメラのレンズが雨滴に塗れると映像がボケボケにならないか心配です。

7%弱の下り急勾配が続き,路面は雨に濡れて滑りやすく,しかも砂利道が主体という悪条件のため,一旦スピードが出てしまうと制動の制御が難しく,特に前輪ロックは転倒に直結するので速度が概ね 10km/h を超えないよう慎重にブレーキをかけながら進行。

帰宅後に映像を確認するとレンズの雨滴はなんとか許容限度ギリギリで,トンネル外ではそれなりに気になるものの,トンネル内では照明が雨滴によって拡散され万華鏡を覗いているような幻想的な映像が展開します。 これは新鮮な驚きかも!

スタートから 3.2km 地点の 「旧丸山変電所」 で写真撮影のための小休止を挟み,30分弱でゴールの 「横川駅」 に無事到着!ここは 「峠の釜めし」 駅弁で有名ですが,駅で乗り降りする利用客は殆どおらず,碓氷峠越えで機関車を連結・解放するための停車時間を利用してホームでこの駅弁を売り始めたのは意外と遅く 1957(昭和32)年になってからのことでした。 製造販売元の 「おぎのや」 が商才に長けていたのはホーム販売に加え,来たるマイカー時代を見据えて国道18号沿いのドライブインでの販売,極めつけは 1966(昭和41)年京王百貨店が始めた全国駅弁大会を嚆矢に定期的に全国で販売しその存在を周知したこと!素晴らしい着眼ですね。

帰りに乗車を予定していた列車は私が横川駅に滑り込んだのとほぼ同時にタッチの差で発車してしまったので大人しく次の列車を待つことに (11h10発)。 タクシーにしろ列車にしろ今日はなにかと待つ一日です。 夕方の演奏会(群馬交響楽団定期演奏会)でも何か待つことになるのだろうか?(笑)
 
碓氷第六トンネル→めがね橋→トロッコ峠の湯駅→旧丸山変電所→横川駅の順路 (5.5km)。
↑碓氷第六トンネル → 碓氷第三橋梁(めがね橋) → トロッコ峠の湯駅 → 旧丸山変電所 → 横川駅 (5.5km) の地図がうまく表示されない場合はこのリンクをクリック
めがね橋を背に頭文字D気分!
↑ めがね橋を背に頭文字D気分!                              
国道18号旧道から急な階段を上ってめがね橋西側へ
                   ↑ 国道18号旧道から急な階段を上ってめがね橋西側へ
趣ある煉瓦造の碓氷第三橋梁,通称めがね橋
 ↑ 趣ある煉瓦造の碓氷第三橋梁,通称めがね橋                         
旧丸山変電所
                             ↑ 旧丸山変電所
霧雨の碓氷峠 アプトの道 (碓氷第六トンネル~めがね橋~旧丸山変電所 3.2km) (動画 14'37")          
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横川駅にゴールイン!
                             ↑ 横川駅にゴール
 
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