五島列島 全島制覇チャリ旅 第二部:中通島

2019/5/25(土)~5/26(日) 五島の中通島を自転車で縦断しました。
さきに公開した 「五島列島 全島制覇チャリ旅 第一部:奈留島・久賀島」 に続いて,今回は 「第二部:中通(なかどおり)島」 の自転車旅行記をお披露目させていただきます。 中通島というのは五島列島主要5島のうち一番北に位置する南北に細長い島です。 この島を隅から隅までくまなく走るのは自動車でも一日では回りきれないほど大掛かりになるので,爺の自転車旅でも無理のない山坂少なめ平坦路山盛りのルート : 有川~青方~郷ノ首~白魚峠入口~桐~奈良尾 (32km) というスポーツサイクリストの皆さんから失笑されそうな楽ちんコースを一気に走ることにしました。 ただ,中通島絡みの世界遺産は昨2018年11月に訪問済みだから今回は走るだけ,というのは能のない話。 なにか面白い 「ついで」 のイベントでもないものか? と網を張っていたら 「イナッショ祭」 という世界遺産登録記念行事 の開かれる日程が好天に恵まれそうだということが直前に判明,5/25(土) 午後に事前予約不要のシンポジウムを聴講,1泊して翌朝自転車で走るという日程を立てホイホイ出掛けた次第。
↑有川~青方~郷の首~白魚峠入口~桐~奈良尾港 (31.5km) の地図がうまく表示されない場合はこのリンクをクリック
◆ 第1日 : 2019/05/25(土) 自宅~(自動車輪行)~JR佐世保駅立体駐車場
        佐世保港 www (九州商船フェリー) www 中通島 有川港ターミナル
        鐵川與助大工道具展示@有川港ターミナル1階鯨賓館ミュージアム 見学
        イナッショ祭シンポジウム@有川港ターミナル2階鯨賓館ホール 聴講
        魚三昧酒宴@寄り処 「満」  有川泊
        第1日自転車走行距離 : 1.0km
 ◆ 第2日 : 2019/05/26(日) 有川~青方~郷の首~白魚峠入口~桐~奈良尾港ターミナル (自転車,国道384 : 31.5km
        奈良尾港 www (九州商船フェリー) www 長崎港
        長崎港~長崎駅前~(自転車,国道206 : 6km)~チトセピア (昼食)~JR西浦上駅
        西浦上駅 = = = (JR列車輪行)= = = 佐世保駅
        JR佐世保駅立体駐車場~(自動車輪行)~自宅
        第2日自転車走行距離 : 37.5km
 トータル走行距離 : 38.5km
今年出掛けた4回の自転車旅行,旅の記録を整理していてハタと気が付いたのですが,写真の空が例外なく 「蒼い」! 普通,旅行に出掛ける時は交通機関や宿泊先の予約を優先するので天気は運任せとなるのですが,爺の自転車操業では 「雨の日は絶対に走らない」 というワガママを通すので雨降りのリスクのない日がいつになるのかを先ず直前の天気予報で割り出し,次にその日取りで予約可能な宿と飲食店を手配するという段取りで臨むので当然蒼い空の写真ばかりになるという訳です。 天気予報の精度向上にどれだけ救われているか,感謝の言葉もない。 でも今回は 「イナッショ祭」 の集客,特に島外からの参加者がどれ位になるのか事前には掴めず,宿だけはキャパの少ない五島の旅ゆえ事前確保が鉄則! 最悪の場合,雨降りなら自転車には乗らず身ひとつで佐世保と有川を1泊で往復する覚悟を決めていました。 そんなハラハラも旅の醍醐味と受け止められるようになったのは歳を重ねたおかげか?(笑)

また三月の奈留島・久賀島の旅では起点・終点ともに長崎港だったのが,今回は船の航路の関係で佐世保発・長崎着と起終点が異なるので長崎→佐世保の列車輪行が必要となりました。 シンポジウム前日に長崎から奈良尾に船で渡り有川まで自転車で走って1泊,翌日シンポジウム後に有川から船で佐世保に渡り長崎まで列車輪行するという逆回りルートも考えてみたのですが,30℃近くまで気温の上がる初夏の午後に初めてのルートを 30km 走るのはどうにも気が進まず,当初の予定通り反時計回りの上記ルートでの自転車旅と相成りました。

列車輪行プロセスを加えるメリットとして,料金打止優遇 (日付変更毎24時間800円打止) ナシの週末割高駐車場利用にあって唯一割引対象となるJR列車利用 (51km 以上利用は日付変更毎24時間500円打止) という条件の満たされることが挙げられます。 今回割引適用がないと 5,600円という気の遠くなる高額駐車料金が一気に 1,000円に下がるのは魅力大,長崎~佐世保のJR片道運賃 1,680円を加えてもまだ安い!
佐世保港鯨瀬桟橋で出港を待つ九州商船フェリーなみじ九州本土から五島列島に渡るには,
1.博多港発夜行フェリー
2.佐世保発昼行フェリー&高速船
3.長崎発昼行フェリー&高速船
という3つの選択肢があります。 1は (野母商船) 一隻運用なので五島に翌朝着くとすぐに折り返し帰りは昼行便となるのに対し,2と3は (九州商船) 二隻運用の恩恵で旅程を立てやすい運行ダイヤとなっています。 今回は有川で開催のシンポジウムが 13h00 開始なので佐世保発 8h00 (有川着 10h35) のフェリー利用が必須となり (高速線は大型荷物持込不可),自宅出発はまたもや早朝になってしまいました。

早暁 4h30,前夜のうちに自転車を仕込んでおいた車で出発。 この日 5/25(土) 熊本の日の出時刻は 5h13,
やうやう白くなりゆく山際少し明かりて…季節は春というより初夏ですが夜明け間近の空のグラデーションは美しい!
九州道から鳥栖ジャンクションで長崎道に分岐,さらに武雄ジャンクションで西九州自動車道に進み,JR佐世保駅立体駐車場への到着は予定より10分早い 6h50。 5分もかからず自転車を組み立て,駐車場から 500m 西の佐世保港鯨瀬ターミナルへと自転車を走らせます。 佐世保港は五島 (上五島) に渡る定期船の港であると同時に海上自衛隊の基地と米国海軍基地があり大型船舶が出入りするため非常に活気があります。 戦争は困りますが,軍艦というのは文句なしにカッコイイ! タミヤが儲かる訳だ。(笑) 桟橋であんぐりと口を開いて積込待機中の 五島行フェリーなみじ(波路) の背後に海上自衛隊護衛艦の艦橋が垣間見えます。

今回も旅の伴侶は 輪行 の容易な折り畳み自転車。 車輪の直径が20インチと通常サイズの26インチ車に比べて25%程小さく,脚力が少しだけ余分に必要となりますが,運動量は増えるので良しとしました。 DAHON Mu N360 という 風変わりな無段階変速機 を搭載した20インチ車輪の折り畳み自転車で走ります!
頭ヶ島を覆う神秘的な海霧8h00 定刻に佐世保港を出発,佐世保港は奥まった入江にあるので外洋に出るまで30分以上かかります。 五島中通島有川港までは 66.9km,2時間35分。 長崎~五島福江港航路が 96.5km を3時間10分で結ぶのに比べて船足は少し遅いかも? でも船賃は長崎~福江航路の方がなぜか安い! 利用者数の差か?

有川港が近付き,中通島東側に隣接する頭ヶ島 (かしらがしま) の沖に差し掛かった時,とても印象的な光景を目にしました。 頭ヶ島の北岸には世界遺産 「頭ヶ島天主堂」 がありますが,この海霧がまるで神の島を神秘のヴェールで包むかのように立ち込めていました。 画面中央にうっすらと見えるのは左の頭ヶ島と右の中通島を結ぶ頭ヶ島大橋です。
山田由香里著 「鉄川与助の大工道具」10h35 定刻に有川港到着。 有川は前年 (2018) 11月に野崎島 「旧・野首天主堂」 と頭ヶ島 「頭ヶ島天主堂」 の世界遺産を訪ねた折に投宿して以来二度目の訪問です。 まずは有川港ターミナルビル1階の鯨賓館ミュージアムでかつては五島の基幹産業だった捕鯨の文化と棟梁 鐵川與助 の大工道具展示を見学します。 與助は有川から 6km ほどの青方集落の生まれ,父の家業を継ぎ早くから大工としその腕前を高く評価され五島をはじめ九州各地に今日まで残る教会建築を数多く手掛けた人物です (1879~1976)。 全国区ではまだその業績が広く知られているとはいえませんが,世界遺産 「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」 構成遺産の多くを手掛け,今日の目でみても非常に合理的で美しい仕事を手掛けています。 外観の美しさを追求する建築は往々にしていろいろと無理をすることが多いのですが,與助の仕事には全く無理がない。 叩き上げの大工で,ムズカシイ美学に自惚れる建築家のセンセイ達と違い,自らの手で実際のカタチを作り上げるところが (設計・デザインだけでなく施行まで手掛ける) 堪らなく恰好良いのです!

以前からぜひ一度與助の大工道具の実物をこの目で見てみたいと思っていたのですがその夢がこの日漸く叶いました!
五島ざるうどん&鯨カツ@竹酔亭有川店展示は慎ましいものでしたが,レプリカではない実物の放つオーラは輝かしいもので,静かに深い感銘を得ました。

昼食は有川港ターミナルビル隣 「竹酔亭」 で五島ざるうどんと鯨カツをいただきました。 五島うどんは島特産の椿油を加えて作られた細麺で,汁も飛魚(アゴ)で引いた所謂るアゴ出汁でいただきます。 寒い冬場なら鍋でグツグツ炊いた 「地獄炊き」 を注文するのですが,さすがに初夏の陽気では 「ざるうどん」 が正解か。

鯨カツは昔小学校低学年だった頃までは給食メニューによく登場していましたが,脱脂粉乳とともに給食から消えていきました。 トンカツとどっちが美味いかって? そりゃあトンカツに決まってるだろうが!(笑)

さて午後のシンポジウム講演会でも登場するお題の 「イナッショ」 について少しご説明しましょう? 16世紀に遠くアジアまで宣教師を派遣したカトリックの宣教団 「イエズス会」 の創立者といえば…そうイグナチオ・デ・ロヨラです! 彼は死後聖別され聖人となりましたが,逆境に負けず生涯戦い続けた人物像が,禁教の世に深く潜伏し信仰を守り抜いた五島各地のキリスト教徒の共感を呼び五島では親しみを込めて
「イナッショ様」 と訛って呼ばれ,五島のカトリック教会の多くは聖イグナチオを守護聖人に掲げていることから,世界遺産登録を機に新たな町興し行事として今年始まったのがこの 「イナッショ祭」 という訳です。 シンポジウムではイエズス会日本管区長のデ・ルカ・レンゾ神父が基調講演でこのことを丁寧に説明され,五島に深く根を下ろすカトリック信仰の強さに驚きました。 250年間も潜伏し続けるなんて原子力潜水艦よりスゴイぞ! 世界各地で宗教間の対立が現在無益な諍いを生んでいますが,いかなる宗教も殺戮を禁じ平和を尊ぶものであるという基本に立ち返り社会の安定に努めていただきたいと思います。
天国刺盛@寄り処みつイナッショ祭はシンポジウム後も頭ヶ島天主堂の見学をはじめ多くの行事が続きますが,事前に予約をしていない私はここで祭を離れて個人的に 祭 (宴会) を開催 することにします。 前回も訪れ満足度の高かった 「寄り処 みつ」 で魚三昧五島祭だ! エイッ! これで1人前1500円ポッキリ,どうだ参ったか! ネタは12時の位置から時計回りに,
 ・ 鯛
 ・ イサキ
 ・ ミズイカ
 ・ 鮪トロ
 ・ キビナゴ
 ・ ヒラマサ
 ・ 蛸
 ・ 五島牛タタキ
 ・ 初鰹タタキ

この日の夜は竜宮城に行った夢を見ました (はあと)。
二日目 5/26(日) 早朝 5h00 夜の明ける18分前に自転車操業開始! 路面はよく見えていますが,安全のため周囲の交通への自己アピールは欠かせないので一応ヘッドライトを灯します。 服装は長袖トレーナー上下ですが日の出とともに急速に気温が上がるので,すぐにトレーナー上着を脱ぎTシャツ一枚になって人っ子ひとり見ない日曜朝の中通島を静かに走ります。 チコちゃんによると静寂時でも実際にはシーンという音がしているのだそうですが,自分に都合の悪いことは一切聞こえなくなる爺にとってそんなことはどうでもいいです。
ボーっと生きてて何が悪い?

隣の青方集落までは 6km,途中で標高51mの峠越え。 本日の走行ルートの中でほぼ唯一の急な坂道です (上り坂1km+下り坂1km)。 それにしても三月に訪ねた奈留高校といい,ここ上五島高校前,そしてこの後通る白魚峠入口の中五島高校も,どうして五島の高校の前には決まって急な坂があるのか? 卒業後待ち構える試練を在学中に予備体験させるというのが教育委員会の方針なんでしょうか?青方集落を過ぎて青方港が近付くと博多からの夜行フェリー 「太古」 がちょうど青方港に接岸準備する (5h40 着) 様子が見えてきます。 今日走る国道384号線は近年道路改良が進み,峠の坂道は最南端の白魚峠 (標高112m) を除き全てトンネルでクリアしており,そのトンネルも左右どちらかにガードレールで仕切られ縁石で一段高く舗装された幅広歩道とトンネル内照明が完備されているので自転車でも安心して走れます。

国道384号線トンネル一覧 (中通島区間,有川寄りから奈良尾方面の順に)
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七目トンネル    全長365m/標高11m/竣工1987年/左歩道
浦浜トンネル    全長175m/標高08m/竣工1990年/左歩道
跡次トンネル    全長790m/標高11m/竣工2018年/左歩道
今里トンネル    全長323m/標高41m/竣工2001年/左歩道
金比羅トンネル  全長435m/標高06m/竣工1995年/左歩道 (今回は郷ノ首港に寄り道したので未通過)
荒川トンネル    全長380m/標高08m/竣工2008年/左歩道
大浦トンネル    全長345m/標高16m/竣工2008年/左歩道
郷の首港桟橋から若松大橋を望む 金比羅トンネルの手前 (有川から 13.3km),「高仏(こうぶつ)」 の信号を右に折れ 「郷の首(ごうのくび)港」 のある岬に分け入ります。 沈降(リアス式)海岸の連続する五島列島の中でも郷の首港のある中通島~若松島間の水路は最狭部幅が300mに満たない狭隘さなのに数千トン級の大型船が行き交う海上交通の要衝で見応えがあります。 写真は郷の首港から南に開ける眺望で,左側の中通島と右側の若松島を結ぶ 若松大橋 (トラス橋,全長 522m,海面~路面 26m) が遠望できます。

朝 6h50 頃,博多から福江に向かうフェリー太古が若松大橋の下を通過します。 次に五島を訪れる時には若松島に泊まり翌朝早く橋の上からこのフェリーを撮影してみたいと思います。 このフェリー太古は 「ハイブリッド双船尾形状」 といって通常形状の船首が後方に行くにしたがって左右二つに分かれる特殊な船底構造を採用することで従来比33%省エネという画期的な成果を挙げた船で2014年のシップ・オブ・ザ・イヤー小型客船部門を受賞しています。 原油価格の変動に気を揉む船会社にとっても頼もしい船でしょう。 建造は同構造の研究で知られる臼杵造船所。 理屈は双胴船底部,左右に分かれる胴体内側で発生する波を互いに打ち消し合うので省エネになるのだとかなんたらかんたら。 素人にはチンプンカンプンですが33%省エネというのはスゴイ! 「デュラムセモリナ100%」 級のインパクトがあります!
桐教会遠望全行程のほぼ中間点となる 「郷の首港 (出発した有川から 14.3km)」 でしばらく油を売り 6h30 に出発。 国道384号線の行く手には 「白魚峠(標高112m)」 という壁が控えており,電池切れでカラータイマーの点滅しはじめた爺にとっては鬼門death! 水と爺は低きに流れる…という格言があるのかどうか知りませんが,爺は鋭い嗅覚で高低差の少ない経路を見付け,峠の入口でハンドルを右に切りました。 この先は中通島西岸に沿い桐(きり)集落を抜けて奈良尾のすぐ手前で国道384号線に再び合流します。

桐集落を望む丘の上に立つ桐教会は集落の住人(ガスパル)与作が病気治療で長崎に出た時,大浦天主堂にプチジャン神父を訪ね五島キリシタン復活の礎となった重要な教会で,最初の教会建立は明治30(1897)年。 現在の鉄筋コンクリート造教会は昭和33(1958)年,鐵川與助の手により改築(ほぼ新築)されたもの。 ここにも與助の影が! ヒッチコックか!

それにしてもなんという静かで美しい海! 絵になる風景。
奈良尾港に接岸するフェリー椿有川を発って早や3時間,31.5km 離れた 「奈良尾港ターミナル」 に無事到着しました。 まだ朝の8時だというのに全身汗びっしょりです! 冷房の効いたターミナルビル内で汗の落ち着くのを待ってから着替え,乗船に備えます。 シャワーがあれば…とも思うのですが,利用者数の限られることを考えると贅沢は言えません。

乗船する船は福江発奈良尾経由の長崎行フェリー椿。 3月の五島自転車旅第一部で乗った船です。
9h15 奈良尾発,79.6km 離れた長崎には 11h45 到着。

奈良尾を拠点に上五島を回る時にネックとなるのが,奈良尾に午前中に到着する長崎からのフェリーの便がないことです。 午前中に到着できれば当日若松島を走って翌日長崎に帰るという1泊2日の旅程を組めるのですが,現状では奈良尾に2泊する旅程しか組めません。 高速船なら午前中到着の便があるのですが,高速船には自転車を持ち込めないし…。
↑長崎港~西浦上駅 (6km) の地図がうまく表示されない時はこのリンクをクリック
トルコライス@珍陀亭チトセピア店定刻 11h45,長崎港到着。 長崎駅前を通り国道206号を北上,千歳町にある商業施設チトセピアに入る 「珍舵亭」 で長崎のB級グルメ 「トルコライス」 をいただいてから,列車輪行で佐世保を目指します。

珍陀亭はステーキが名物ですが,
トルコライスも捨て難い! B級グルメの白眉は何か?考えてみると 「デパートの食堂」 に思い至ります。 その昔まだ外食が贅沢とされハレの日のご馳走だった時代,休日の昼間デパートの食堂でいただくカレーライスほど美味しい食事が他にあったでしょうか? そう,B級グルメに傑作が多いのは 「ご馳走」 だからなんだと思います。

チトセピア最寄りのJR西浦上駅は小駅ゆえ階段なしでホームに行くことが出来ます。 嵩張る折畳み自転車を抱えての乗り降りを考えると,階段の無い小駅の方が便利なのです。 西浦上駅発 13h46,駅1つ長崎寄りの浦上に一旦戻って佐世保行快速シーサイドライナーに乗り換え。 浦上駅での乗り換えも同一ホームの左と右なので楽勝です。 日曜午後の列車はなかなかの混みようで,諫早までの40分間座れませんでした。

佐世保到着 16h00。 改札で駐車券の割引処理をしてもらい,駐車場で自転車を積んで 16h30 佐世保駅前を出発。 帰宅は 18h50 でした。 五島で自転車を漕いだ今朝のことがなんだか遠い昔の出来事のように感じられました。ん?ボケたか?(笑)
昨日と本日の自転車操業距離あわせて 38.5km,初夏の晴れ,朝日昇ると暑くなる,参った! 
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